アップルの共同創業者である故・スティーブ・ジョブズにちなんで通りに名称をつけようという提案がパリ地区の左派の市議会を分断した。
この地区の首長は、iPhoneを2007年に世に送り出したアメリカの革新者(スティーブ・ジョブズのこと)を称えて、広大なHalle Freyssinetのハイテク新興企業の拠点の周辺にあるいくつかの通りの1つを「スティーブ・ジョブズ通り」と呼びたいと考えた。「スティーブ・ジョブズが選ばれたのは、パーソナル・コンピュータの技術開発に彼が与えた影響と、彼は本物の起業家であったことが理由だ」とJerome Coumet区長の広報担当者は述べた。ジョブズは2011年に亡くなった。
しかし、パリの13番街(13th district)の地元議会の緑の党と共産党の議員は、アップルの社会に対する行ないと会計上の慣行のため、この考えを好まなかった。彼らは、アップルの中国の下請け業者の労働状況と、このiPhoneのメーカー(アップルのこと)が行なっているとされるアイルランドでの租税回避の手法を批判している。