世界最小のシカ「プーズー」が埼玉こども自然公園で12月4日に日本で初公開された。
プーズーは、チリ南部とアルゼンチンの一部の原産で、体長約80センチ、体重はわずか9キロだ。このシカは絶滅危惧種に指定されているが、この動物園は、学術研究目的でシカを輸入する許可を得た後、チリの首都にあるサンチアゴ・メトロポリタン動物園から4頭のシカを譲り受けた。
2頭の2歳のオスのプーズーと、2頭のメスのプーズー(2歳と1歳)は、動物園の囲いの茂みから顔をのぞかせた。
プーズーには2つの種類があり、エクアドルのアンデスの低地とペルー北部、コロンビアに生息するノーザン・プーズーと、チリのアンデスの低地とアルゼンチン南西部に生息するサザン・プーズーがある。