最近の研究によると、世界中でインターネットに接続された機器の130万台以上がコンピューターウイルスに感染しているという。横浜国立大学大学院の吉岡克成准教授率いる研究所によると、いわゆるIoT(モノのインターネット)の一部となる該当機器は、サイバー犯罪にコントロールされているものと考えられ、企業をターゲットにしたサービス妨害攻撃に使われているという。テレビ、自動車、飛行機を含むそうした機器の多くは、サイバー攻撃に対する防御が不十分で、日本では約1,000台の機器がウイルスに感染していることがわかっている。