スイスの国営鉄道会社SBBは、世界最長の鉄道用トンネル「ゴッタルドベーストンネル」を通る通常運転を開始した。
第一号となる列車が12月11日にチューリッヒからルガノに到着したと、SBBは声明とYouTubeの動画で発表した。
この57キロのトンネルは、建設に17年かかり、費用は120億ドル(1兆3000億円)かかった。このトンネルは、移動時間を30分短縮し、列車とトラックで積荷を移動できるようにすることによって、道路の負担を軽減する。
この開業で、本州と北海道を結ぶ長さ53.9キロの日本の青函トンネルは、世界で2番目の長さになった。