アメリカ国立衛生研究所が12月13日に発表した調査によると、2016年のアメリカの10代の若者によるアルコール、マリファナ、処方薬、違法な物質の使用は減少しており、長期的な傾向が続いているという。しかし、高校の最上級生は、大麻の使用が今も2015年と同レベルで、22.5%近くが過去1カ月以内に最低1回はこの薬物を吸入または注入したことがあると答えていることがこの調査で明らかになった。「明らかに、我々の公衆の健康と予防の取り組み、また、手に入りやすさを減らす政策の変更が、10代の薬物使用を減らすのに機能している」と、国立衛生研究所で薬物乱用を担当するディレクターのノラ・ヴァルコゥ博士は声明で述べた。