テレビのスターのソフィア・ベルガラ(Sofia Vergara)さんは、元恋人とともに作った2つの凍結胚の利益になるようにと起こされた奇妙な裁判に直面している。この凍結胚は、1年に渡る法廷闘争の議題となっている。
この胚は、ルイジアナ州裁判所に12月6日に提出された書類に原告の「エマ」と「イザベラ」として記載されていると、ニューヨーク・ポスト紙が報じた。ルイジアナ州は、妊娠中絶反対の州で、胚は人としての権利を与えられる。
胚のために創設されたと見られる基金が起こしたこの驚きの訴訟は、ベルガラさんの元婚約者であるニック・ロエブ(Nick Loeb)さんが、ベルガラさんに対して起こした別の訴訟を終わらせようとして起こされた。
その訴訟では、この実業家(ニックさんのこと)は、彼とベルガラさんが出産まで成長させる目的で体外受精で作った2つの受精卵の親権を得ようとした。
新しい訴訟によると、これらの胚が生まれるまで成長することを許さないことは、その遺産を胚から奪うことになるという。
胚の利益になるように起こされたこの最新の訴訟は滅多にないもので、「望みの薄い試み」だと、法律の専門家は『デイリー・ビースト』紙に語った。