歴史関連の団体は12月16日、人通りの多いニューヨークの地下鉄の駅の壁に貼られた何千枚もの付箋の保存を始めた。付箋のほぼ全てがドナルド・トランプ氏がアメリカの次期大統領に選出されたことを嘆いている。
このアメリカ最大の都市(ニューヨークのこと)の住民や訪問者たちは、トランプ氏の11月8日の勝利以降、マンハッタンのユニオン・スクエア駅の壁に匿名のメッセージを貼っている。付箋のほとんどは悲しみを表明するものか、アメリカをもっとリベラルな方向に変えると誓うものだ。
ニューヨーク歴史協会は12月16日、5,000枚の付箋をはがして、プラスチックシートに挟み、箱に保管した。将来どのように活用するかは未定だ。「我々は、現在起こっている出来事の記憶を未来の世代のために保存することを常に気に留めている」と同協会のルイーズ・ミラー会長は声明で述べた。