つい先日、ゴルフのいつものラウンドがオーストラリアならではの展開になり、フェアウェーで巨大なニシキヘビがワラビーと格闘しているのを見つけてプレーヤーたちはあぜんとした。
12月10日、ロバート・ウィレムスさんがクイーンズランド州北部のケアンズのパラダイス・パームスというコースの17番ホールでプレーしていた際、近くで体長4メートルのアメジストニシキヘビが在来の有袋動物(ワラビーのこと)を夢中で食べているという話を聞いた。
「(ワラビーに)強く噛みつき、飲み込んでいるところだった」と、プレーを中断して見に行ったウィレムスさんは話した。
パラダイス・パームスの常連客(ウィレムスさんのこと)は、この遭遇を写真に撮ったあと、ラウンドを終えに戻った。
「あとから聞いたが、他のゴルファーやスタッフらがそれを見に行くと、ヘビは完全にワラビーをのみこむことに成功し、それから近くの干上がった小川へ這っていき、茂みの中に滑るように消えていったらしい。おそらくそのかなり大きな食事を消化するためだろう」と彼は話した。
オーストラリアで最大のヘビであり、8.5メートルもの長さに育つことがあるこのアメジストニシキヘビは、おそらく木から無防備なワラビーに飛びかかったのだろうと、ウィレムスさんは話した。