695人の妊娠中の女性を対象にしたデンマークの研究は、妊娠後期の3ヵ月間に魚油のサプリメントを摂取し始めることが、子どものぜんそくやしつこいぜん鳴のリスクを減らす可能性を高めた。
魚油のサプリメントは、偽薬を与えられたグループの一日に2.4グラムのオリーブオイルを摂取した母親で23.7%のリスクを、魚油のカプセルを与えられた女性では16.9%のリスクに下げた。これは、生後3年間では30.7%のリスク減となる。
どうしてこのようになりうるのかは分かっていないが、一説によると、気道を固くする炎症を魚油が緩和すると言われている。