ギリシャの67歳の祖母が、娘の女児を出産し、代理出産をした女性としては世界最高齢となったと、担当した医療チームが12月23日に明らかにした。
「この人は英雄のようなおばあさんだ」と、担当した産科医のコンスタンティーノ・パント氏は語った。女児は12月20日に、7カ月半の妊娠期間を経て、帝王切開で体重1200グラムで誕生した。
ギリシャ中部のラリッサ近郊の村に住むアナスタシア・オントゥさんは、「母親というよりもおばあちゃんになった気分だ」と述べた。「この(代理出産の)決断は私にとってたやすいものでした。娘は自分で出産できずに心を痛めていましたから」と民放テレビ局スターに語った。