アルバータ州中部のホワイトコートにあるファストフード店付近の森林地帯で、カナダの男性が、クーガーの顔を殴り、飼い犬への攻撃を止めさせたと、王立カナダ騎馬警察(RCMP)が12月28日に発表した。
ウィリアム・ギブさん(31)は、12月26日にティムホートンズ(カナダのドーナツチェーン店)に立ち寄り、飼い犬を散歩させようと外に出したと、RCMPのトム・カリス巡査部長は語った。
そのすぐ後に、ギブさんは彼のメスのハスキー犬サシャが痛さでクンクン鳴いているのが聞こえ、クーガーがサシャを地面に押さえつけているのを見た。
「何かが犬に覆いかぶさっているのが見えたが、何なのか分からなかった。駈け寄って、頭部だと思うところを殴ったら、クーガーだったと気づいた」とギブさんは話した。
クーガーはギブさんを数回攻撃したが、ギブさんはクーガーを寄せ付けなかった。サシャの状態を確認し、警察を呼び、ケガをした飼い犬をトラックに乗せて手当を受けさせに連れて行った。
警察は5分か10分後に到着し、クーガーが他の犬や人さえも襲う危険があるとして警察が殺したと彼は述べた。