アメリカのファストフード大手マクドナルドは、中国と香港での事業経営権を最高20億8千万ドル(2440億円)で、中国中信集団とカーライル・グループを含む共同企業体に売却すると、1月9日に発表された。この取引は、マクドナルドが国内での成長の鈍化に苦しむ中、国際的に巻き返しを図る計画の一部である。CITICリミテッド(中国中信)、CITICキャピタル(中信資本)、カーライル・グループとマクドナルドは、中国本土と香港で20年間チェーン店事業のフランチャイジーとして機能する会社を形成すると、これらの会社は明らかにしている。マクドナルドは中国第1号店を1990年にオープンし、現在は12万人以上を雇用している。