ルークさんとヒラリー・ガードナーさんは、お互いの誕生日を覚えるのに困ったことはない。何しろ、この夫婦は誕生日が同じだからだ。そして、27年後の去年の12月に、2人の息子もそうなった。
こうしたことが起こる確率は133,000人に1人程度だと、統計学者は話す。12,000人に1人ほどという一生のうちに雷に撃たれる可能性よりもずっと低い。
息子のケイド・リー・ガードナーくんを授かったとき、2人は同じ誕生日にしようと狙っていたわけではなかったと、ルークさんは話した。ルークさんは、ミシシッピ州北東部のバプティスト教会の牧師のアシスタントで、ニューオーリンズ・バプティスト神学校の生徒だ。
妻がスマートフォンのアプリを使って、予定日を2人の誕生日の3日前の12月15日と計算したと、ルークさんは話した。産科医は12月19日だと話していた。
そこで、ミシシッピ州ボールドウィンのこの夫婦は、赤ちゃんが生まれてくるのを少し急がせようと運動をした。この運動が物事を加速させたのか、ケイドくんは12月18日の午前10時1分、ケイドくんの両親が誕生したちょうど27年後に誕生した。