環境省は日本の33の国立公園を管理・運営する公園管理者数を2020年度までに2倍の約200人にすると、この問題に詳しい情報筋が1月23日に明らかにした。
環境省は、東京でオリンピックとパラリンピックが開かれる2020年に、国立公園を訪れる外国人数を2倍以上の1000万人にすることを目指している。公園の保護を担当する人員をさらに多く雇うことにより、同省では、北海道の阿寒国立公園でのマリモ観察を実施したり、熊本県と大分県の阿蘇くじゅう国立公園でのサイクリングコースを整備したりすることによって、グリーン・ツーリズムのプログラムを改良することを期待している。
現在日本では、約100人の公園管理者が33の国立公園や隣接する事務所で働いている。環境省は、4月に始まる2017年度に公園管理者の数を25人増やす計画だ。