落ち込んだり不安になる頻度が高い人は、特定の種類のがんで死亡するリスクが高まる恐れがあると、1月26日に研究者らは明らかにした。
イングランドとウェールズの成人16万人以上の医療記録を調べた結果、自らに精神的なストレスがあると話す人はがんで死ぬリスクが高く、特に大腸がんや前立腺がん、膵臓がんでのリスクが目立った。白血病や食道がんもこの集団(精神的なストレスのある人)に多く見られたと、研究者らはロンドンを拠点とする医学誌『BMJ』に掲載された論文に書いている。
因果関係を確認するためにはさらなる調査が必要だと、研究者らは述べた。