日本の福島原発の運営会社が2月1日に13億カナダドル(1100億円)の燃料供給契約を解除した後、カナダのウラン供給業者カメコの株価はニューヨーク株式市場で12%以上下落した。
サスカチュワン州サスカトゥーンを本拠とするカメコは声明で、東京電力がウラン供給を受けることを打ち切った後、同社を契約不履行とみなし、提訴する予定だと述べた。契約解除の通知で、東京電力は、2011年3月に福島で起こった炉心溶融事故から生じている政府の規制により、18ヵ月以上原子力発電所を稼働できない状態になっていることに言及している。