パキスタンの裁判官は2月13日、バレンタインデーを祝うことはイスラムの教えに反するとして、そのあらゆる祝祭を同国首都で禁止した。
この裁判は、西洋の祝日を公に祝うことを禁止しようとする申し立てに対して判決を出したものだと、裁判所関係者のNiaz Saleh氏は述べた。同氏は、パキスタンのメディア規制機関に対し、バレンタインデーの宣伝を印刷物でも電子メディアでも確実に禁止するよう命令を通達したと述べた。
パキスタンのイスラム教徒と右派政党は、バレンタインデーを下品な西洋文化の輸入だと見なしている。