新しい研究は、メキシコで越冬しているオオカバマダラの個体数が今年、27%減少していることを突き止め、昨年歴史的に少ない個体数から回復した傾向に逆行していることがわかった。政府と独立した専門家らは、減少したのは、メキシコ中央部で冬を過ごすオオカバマダラがやってくる40ヘクタール以上の森に吹き降りる冬の嵐が昨年は遅かったためだろうと述べた。毎年何百万羽ものオオカバマダラがアメリカとカナダから5,500キロの移動をし、メキシコシティ西部の松とモミの森にぎっしりと群がる。オオカバマダラは、単体ではなく、覆った森林の面積でその数が推定される。