アイダホ州で2月14日、10代の容疑者が銃の保管庫に力づくで入ろうとしていたときに、ジョーイという名前のペットのリスが容疑者を引っかき、窃盗の試みを阻んだと、警察が発表した。
身元が確認されていないこの若者(容疑者のこと)は警察官に対し、リスの攻撃で「怖くなった」と語っており、「もちろん、ほら、リスがどこからともなく飛びかかってくるとは予想もしていなかったから」とアイダホ州のボイーズ郊外のメリディアン警察署のアシュリー・ターナー警察官は述べた。「よって、彼は基本的に取れるだけのものを取って、できるだけ早く去ったと話していた」という。
このリスの飼い主のアダム・パールさんは、ジョーイが生後約1週間のときに植木鉢の中にいるのを友人の娘が発見したときから6ヵ月ほどの間、パールさんの家で暮らしていると話した。
「ジョーイは犬っぽくはなくて、歩いて近づいてきてなでさせてくれる」とパールさんはメリディアンプレスに話した。「たぶん、彼の気質は猫のほうが近いのではと思う。気を引きたいときは、近づいてきて教えてくれる」。
パールさんは、ジョーイをこの春、裏庭に放すつもりだった。
「でも今は、わからない。気持ちが揺らいでいる」とパールさんは話した。