科学者らは、指の爪の上に乗るくらいの小さな新種カエル4種を、インドの辺境地域で発見したと、2月21日に掲載された研究論文で発表した。緑が生い茂る西ガーツ山脈を5年かけて探索した研究者らは、この小さな両生類はこの山脈に大量に生息しているが、その身体の小ささのために見落とされてきた可能性が高いと述べた。
医科学誌『PeerJ』に掲載された論文によると、研究チームは「ナイトフロッグ」と呼ばれるカエルをさらに3種発見したという。
インドのナイトフロッグ種は、約7000万〜8000万年前に他種のカエルから分岐しており、とりわけ原始的な部類のカエルとなっている。