北朝鮮が3月6日に連続して発射したミサイル ― 安倍晋三首相が「新たな段階の脅威」と描写したもの ― は、在日米軍基地を攻撃するための訓練だったと、北朝鮮の国営メディアが3月7日に明らかにした。
日本の防衛省は、ミサイルは約1,000キロ飛び、高度約260キロに到達し、日本の排他的経済水域内である秋田県の男鹿半島の西300キロから350キロ沖に3弾が落ちたと発表した。
安倍首相とアメリカのドナルド・トランプ大統領は3月6日、北朝鮮からの脅威は「新たな段階に入った」と警告した。
この2人の首脳は、ミサイル発射後に電話で会談した。このミサイル発射が国連安全保障理事会決議に反しており、「この地域と国際社会に対する明らかな挑戦」であることを「日本とアメリカは確認した」と、安倍首相は東京で記者団に語った。
北朝鮮のミサイルが日本の排他的経済水域に落ちたのは今回が初めてではないが、ある高官は、4発のミサイルが同じ場所から同時に発射されと見られ、この動きは日本の国家の安全保障に対する重大な危険を示していると述べた。