ブランドン・クロフォード選手は、松田宣浩選手が8回にアダム・ジョーンズ選手のサードゴロを捕り損なったときにホームインして勝ち越し点を挙げ、アメリカはロサンゼルスのドジャースタジアムで3月21日に日本を2対1で下し、WBCの決勝に初めて進出した。
6回に菊池涼介選手がリリーフ投手のネイト・ジョーンズから同点ホームランを打ったが、雨の降る夜、通常は手堅いはずの守備で、2度のWBC王者は2度も期待を裏切られた。
菊池選手の2塁でのエラーにより相手選手が2塁へ進んだ直後に、マカッチェン選手が4回にタイムリーヒットを打って1点を先制した。8回、クロフォード選手はジョーンズ選手の平凡なゴロにより本塁でアウトになりそうだったが、松田選手がうまく処理できず、1塁に送球しなくてはならなかった。
33,462人の観衆の多くが、先発にカリフォルニア出身者5人を含むそのチームを熱心に応援していたが、何千人もの日本人ファンも早々に現れて試合の間中応援し、レフトスタンドには吹奏楽隊が付いていた。
日本は2013年に準決勝で敗北する前に、WBCの最初の2回のトーナメントで優勝していた。