大阪府にある大学は来月、蔵書の中にかなり多くの漫画を含む新図書館を開館する。
近畿大学の2階建てのこの図書館は、7万冊を所蔵する予定で、このうち約22,000冊の漫画が日本の古典とされる文学作品と新刊書籍と共に並ぶ見込みだ。同大学は、漫画の愛好家の関心を、漫画本と一緒に並べられた漫画以外の書籍に引き寄せることを期待している。
従来の図書館とは異なり、この新図書館はキュレーターに漫画と他の作品の関連を強調する方法で本を並べてもらう。出版業界の編集者である松岡正剛氏がこの図書館の蔵書を配置する。「お金がものを言います」と題された書棚に松岡氏は『ナニワ金融道』(青木雄二作の漫画)を日本の経済に関する本と共に並べた。