静岡県にある小さな鉄道会社は、1966年製の電気機関車を売りたがっている。しかし、この機関車は動かず、廃車になったものだ。展示用にするのが理想的だと、その会社「岳南電車」は話している。
「大事にしてくださる方に売却したい」と岳南電車の社員は語る。機関車「ED403」は日本車輌製造が1966年に製造した。長さは11メートル、重さは40トンある。
問題はもう1つある。購入者はこの機関車を輸送する費用を支払わなければならない。その費用は数百万円かかるものと思われる。良い面としては、機関車の価格は応相談ということだ。
岳南電車は1971年にこの機関車を手に入れた。同社はこの機関車を製紙工場で材料の出し入れに使っていた。しかし、この機関車は2012年に廃車となった。
同社は、購入の規模が大きいにもかかわらず、企業や個人が関心を示していると述べている。