日本にある水族館の2つが4月2日に、日本動物園水族館協会(JAZA)を脱退した。この2水族館は、2015年5月に出されたJAZAの決定に賛成しないので、3月31日に脱退したと述べている。
その決定では、JAZAは会員に対し、和歌山県太地町のイルカ追い込み漁で捕獲されたイルカを入手することを禁じている。世界動物園水族館協会は、追い込み漁は残酷であり、JAZAを除名すると警告していた。
新江ノ島水族館は、太地町の漁業組合と良好な関係を続けるためにJAZAを脱退したと発表した。下関市立しものせき水族館「海響館」は、イルカの追い込み漁には問題がないと考えるので、JAZAの決定には賛同できないと述べた。
「これらの水族館が離脱すると聞き、残念に思う」とJAZAの幹部は述べた。