車と衝突して死ぬ鳥と、そうでない鳥との違いはなんだろうか? 車にひかれて死ぬ鳥のほうが脳が小さい傾向があると、3521羽の鳥の検死をした科学者らが発表した。科学者らは、身体の大きさに対する脳灰白質の割合をもとに、「鳥頭の法則」と呼ばれるかもしれないものが、さまざまな種類にも当てはまると『ロイヤルソサエティー・オープンサイエンス』誌で報告した。例えば、カラスは体の大きさに対して大きな脳を持っているが、近づいてくる車をうまく避ける能力が非常に優れている。対照的に、ハトは(カラスよりも)車との衝突を避ける能力が低いようだ。偶然ではなく、ハトはとても小さな脳をしている。