ニューヨークで3月28日に開催された、42回目となる全米で最も臭いスニーカーを競うコンテストで、全米から集まった7人の若者が、最高に臭いスニーカーを出品した。
これまでに過去に3回コンテストに挑んで負けていた12歳のコナー・スロコムさんが最も臭いスニーカーを持っていたとして優勝を果たした。
コンテストの4人の審査員は、スロコムさんの履き古したスニーカーの臭さにたじろいだ。
米航空宇宙局(NASA)の化学専門家ジョージ・オールドリッチ氏は、彼が靴で嗅ぐすべての臭いをスロコムさんは作り上げたと語った。「1つは腐敗臭、次は刺激臭―鼻に入って涙を出させる種類のものだ」とオールドリッチ氏は述べた。「それから、自分の意志とは関係のない反応で吐きそうな臭いだ。彼にはこの3つがすべてあった」と述べた。
参加者によると、腐敗臭の作り方には、靴下なしで靴を履く、泥の中を歩くなどがあるという。
「ええと、おばが農場を所有しいて、ときどき手伝うので、動物のふんを見ると、靴に入れて靴を汚すためにそれを踏みます」とスロコムさんは誇らしげに語った。