世界中で数万人の人々が4月22日にあるメッセージを送ろうと行進をした:科学は重要であると。「科学のための行進」の主催者は、ワシントンやニューヨークを含め、世界中の約600都市で行進が行なわれたと発表した。
この行進はアースデーに合わせて行なわれた。主催者は、この行進を科学の「祝福」と呼んだ。多くの人々が、世界がより反科学的になりつつあると心配している。行進に参加した人々は、科学を否定するような動きが広がっていること、特に政府によるこのような動きに対抗しようとした。
アメリカのドナルド・トランプ大統領は、科学と研究の予算への支出を大幅に削減したいと考えている。
「(各国政府は)経済成長にも新技術の創出にも本気で関心はなく、大企業の要求に応えているだけのように思える」と、バージニア州のジョージ・メイソン大学でロボット工学の博士課程で研究しているクリス・テイラーさん(24)は語った。