新しい調査によると、日本の多くの教員が長時間働きすぎだという。この調査では、中学校の教員の57.7%が週に20時間以上残業していることがわかった。小学校の教員の3分の1が週に20時間残業していた。
この調査は4月28日に文部科学省から発表された。週20時間以上の残業は身体に大変悪影響を及ぼすことがある。1ヵ月に80時間以上残業をすると、過労死(働きすぎによる死亡)のリスクが高くなる。
この調査によると、小学校の教員は平均で週57時間以上働いていた。中学校の教員は63時間以上働いていた。
教育評論家の尾木直樹さんは、政府はこの「異常な」勤務時間を削減する必要があると述べた。尾木さんは、ほかにもやるべきことがさまざまある中で特に、教員数を増やす必要があると語った。