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2017年5月12日号掲載の記事(ST編集部訳) print 印刷用に全て表示
Science & Health

Vinegar offers hope in Barrier Reef starfish battle (p. 6)

食害被害のサンゴ、救世主は「酢」?

サンゴを食べるオニヒトデは一般的な家庭用の酢で安全に殺すことができると科学者らが4月27日に明らかにした。これはオーストラリアで被害に苦しんでいるグレート・バリア・リーフの希望となるかもしれない発見である。この捕食するヒトデ(オニヒトデのこと)は自然発生するが、世界遺産登録されているこの生態系における汚染と流出水のせいで増殖しており、グレート・バリア・リーフは2年連続でのサンゴの大量白化による被害を受けている。これまでは胆汁塩などの高価な化学物質がこの厄介者(オニヒトデのこと)を一掃しようとして使われてきたが、他の海洋生物にも害を与えうる。ジェームズ・クック大学による実験で、酢が安全で効果的で安価であることが示された。

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