大阪で、手頃な価格の物件の供給が増加するに伴い、家族世帯と富裕層の間でマンションの需要が高まっている。長谷工総合研究所のデータによると、大阪市で販売に出されている新しいマンションの数は、投資目的の物件として提供されているワンルームの物件を除いて、2016年に6.4%増加して5,336部屋となり、2年連続で増加したという。同市内の物件価格は平均4569万円で、東京23区の6629万円よりも31%安い。東京23区では販売戸数が20.1%減少して14,764件になっている ― この数値は10年で最低であると、データが示している。