北海道のじゃがいも農家たちは昨年夏の台風の打撃からまだ回復しておらず、このことはつまり、店舗にポテトチップスの全商品が揃わない状況となることを意味している。
農林水産省は、ポテトチップスの不足はおそらく9月に次の収穫が始まるまで続くだろうと述べた。
日本のじゃがいもの約80%が北海道で育てられている。昨年の8月に、4つの台風が日本北部を襲った。雨と洪水が作物に深刻なダメージを引き起こした。じゃがいもの生産量は2016年に前年比で10%減少した。
生のじゃがいもの収穫量は回復した。しかし、ポテトチップスのような加工食品用のじゃがいもの生産量は今なお不足している。カルビーなどポテトチップスのメーカーは、当面、ポテトチップスの製造ラインをいくつか停止している。
スナック菓子メーカーは、輸入されたじゃがいもから害虫を取り除くのが困難なため、日本産のじゃがいもを使用することを好む。