穏健派のハサン・ロウハニ氏は5月20日、強硬派の対立候補に完勝し、イランの大統領として再選を果たした。
この選挙は、この68歳の聖職者(ロウハニ氏のこと)による国内での自由の拡大と、さらに広い世界への進出を推し進めることに対する国民投票として広くみなされていた。ロウハニ氏の下で、イランは2015年に核協定に署名をし、この協定によりイランに対する国際的な制裁が一部解除された。
5月19日の選挙の投票時間は、一部の地域で投票の列が長くなっていたため、深夜まで延長された。有権者の70%以上が投票に訪れた。