日本の宮里藍選手は、今シーズン末で女子プロゴルフ協会(LPGA)のツアーを引退することに決めたと述べた。理由は、再び勝利を目指して長年奮闘してきた後で、このスポーツ(ゴルフのこと)にモチベーションを維持できなくなったからだという。
通算25のプロタイトルを獲得し、1位にランクインしたことのある宮里選手は、5年間で一度もトーナメントで勝利を収めておらず、成功できていないために続けていく意欲を維持する気持ちが減退したと語った。
「過去4年か5年の間、モチベーションの維持に苦労してきた」と宮里選手は5月29日に東京で開かれた記者会見で語った。この3日前に、LPGA(ここでは日本女子プロゴルフ協会)が宮里選手の引退の意志を発表していた。
「プロでいることは結果がすべてで、最近はよい結果を出せなかった」。
宮里選手は2006年にLPGAツアーに参加し、通算で800万ドル(8億8700万円)以上を稼いだが、順位を落としてきて、現在は上位100位圏外となっている。
日本のメディアには、宮里選手が結婚するために引退するという噂があったが、この31歳の人(宮里選手のこと)は結婚する予定はなく、引退する本当の理由はややロマンチックさには欠けていた。
「かつては常に練習には集中できていたが、練習でさえ集中力を保つのが難しく感じていた」と、宮里選手は説明した。