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2017年6月9日号掲載の記事(ST編集部訳) print 印刷用に全て表示
Science & Health

Brazilian doctors use fish skin to treat burns (p. 6)

やけど治療に「魚の皮」を活用、ブラジルで新たな試み

ブラジルの研究者らは、重度のやけどにティラピアという魚の皮を活用する新治療法の実験をしており、この型破りな方法は患者の痛みを緩和できると、研究者らは述べている。ティラピアはブラジルの河川や養殖場にたくさんおり、穏やかな味の淡水魚(ティラピアのこと)の需要が増す中で、そうした養殖場は急速に拡大している。ブラジル北部のセアラ連邦大学の科学者らは、ティラピアの皮には水分とコラーゲンがあり、病気への抵抗力は人間の皮膚と同レベルで、治癒の役に立つことを発見した。ティラピアによる治療は、治癒を数日速め、痛みへの薬物治療の必要を減らすことができると、ブラジルの研究者らは述べている。

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