地球温暖化と局所的な都市部の加熱(ヒートアイランド現象のこと)のダブルパンチで、世界の都市の中には、2100年までに気温が8℃も上昇する可能性のあるところもあると、科学者らが5月29日に警告した。このような気温上昇は、都市生活者の健康に深刻な影響を与えかねず、すでに切迫している水などの天然資源をさらに逼迫させうる。この予想は、地球温暖化を引き起こしている温室効果ガスが21世紀の間ずっと増え続けるという最悪のシナリオを基にしている。
都市部は地球表面のわずか約1%しかカバーしていないが、世界中で消費されるエネルギーの78%ほどを消費していると、研究者らは述べた。