太陽光を電気に変換する巨大な四角の葉がついたソーラーパネルの木が5月29日に、フランス中部の町ヌベールで公開され、通行人が携帯電話を充電したり、インターネットを閲覧したり、単に日陰に入ったりすることを可能にした。ロワール川沿いの37,000人の町(ヌベールのこと)は、イスラエルの会社「ソロジック」が開発した技術を試験するヨーロッパ初の町だ。イスラエルの砂漠やアフリカのサバンナに見られるアカシアの木にヒントを得た「eツリー」は、水と街灯の電気も供給する。最初の試作品は2014年にイスラエルで公開された。翌年に、最初の稼働可能なバージョンが、パリで開かれた気候変動に関する会議COP21で発表された。