アニメーション監督の宮ア駿氏のファンらはもうすぐ、『となりのトトロ』のファンタジーの世界を楽しむことができるようになるだろう。愛知県はこの映画を基にしたテーマパークを建設する計画を立てており、2020年代前半の開園を目指している。
同県ではスタジオジブリと共同で、現在のところは「ジブリパーク」と呼んでいるテーマパークを建設する。このテーマパークは、1988年のこの映画に描かれた状況と風景を売りにすると、6月1日に大村秀章知事は記者会見で述べた。大村知事は、ジブリのプロデューサーの鈴木敏夫氏が前日にこの計画に同意したと述べた。
このテーマパークは2005年に万博の会場となった愛・地球博記念公園の敷地に建設される予定だ。
「スタジオジブリの映画には生き物と地球に対する愛があり、万博のコンセプトに合っている」と大村知事は語った。「私はこの概念を次の世代に伝えたい」。