シャープは5月26日、2018年3月までの年度には4年ぶりに純利益の報告が見込まれると発表した。これは一部には、台湾の鴻海精密工業の支援下でのコスト削減の効果によるという。
この液晶ディスプレーメーカー(シャープのこと)は590億円の利益を予測しており、前年の249億円の赤字から転換している。一方、トムソン・ロイターの調査では、平均見通しが419億円となった。シャープは鴻海精密工業による昨年の3900億円での買収以来初となる中間事業計画も発表し、2020年3月に終わる年度までに1500億円の営業利益を目標としている。