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2017年6月23日号掲載の記事(ST編集部訳) print 印刷用に全て表示
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Osaka college makes wallets, key cases out of fish skins (p. 3)

近畿大学、マグロの皮を使った商品を開発

大阪府にある大学は、廃棄された魚の皮を財布やキーケースに変えた。その製品は、魚のうろこによる独特の手触りで人気が出ている。

近畿大学は隣の兵庫県にあるレザー関連会社と共同で製品を製造する。彼らは、魚の皮から名刺入れなど、他にもさまざまな製品を製造する。

「上品な手触りと、表面に独特の光沢がある製品を作った」とレザー商品メーカーのコードバンに務める38歳のデザイナー米田浩さんは述べた。

魚の皮でできた製品は「Piscine(ピサイン)」というブランド名で販売される。チャック式の財布は受注生産ベースで30,240円だ。

最大の課題は魚臭さを取り除くことだったと同大学は話した。臭いの強い魚の脂肪分は手で丁寧に取り除かなければならない。

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