小惑星が地球に衝突する危険性が高まっていると、チェコの天文学者らは6月6日に発表した。チェコ科学アカデミーの天文学者らは、おうし座流星群の中にある144の天体 ― 大気中で爆発する大型の流星 ― を分析した後で結論を導き、そこで直径200〜300メートルの小惑星を少なくとも2個含む新たな分枝を発見した。この分枝は、太陽の周りをともに移動している物体でできており、地球には数年後に1度、3週間ほどの間接近する。「この間に、大型の流星との衝突が起こる可能性は著しく高まる」と、同アカデミーは述べている。