フランスの小売業者「カルフール」は、動物愛護団体の抗議を受け、中国の2つのスーパーマーケットから犬肉を撤去した。アニマルアジアは、中国で200店舗を経営するこの世界的なチェーン店(カルフールのこと)に対し、2012年に犬肉を販売棚から撤去するように要請していたと述べた。同社はそうすると約束していたが、この慈善団体が5月に実施した調査で、中国東部の徐州市にあるカルフールのスーパーマーケットの2店舗に犬肉が目立つように置かれていたことがわかった。カルフールは、これら品物を6月13日に撤去したと発表した。ヒューメイン・ソサイエティー・インターナショナルによると、中国では年間1000万頭もの犬が食用に殺されているという。