印刷用に全て表示畳の使用拡大を推進する熊本県のグループは、菓子メーカーと提携して、その伝統的な敷物(畳のこと)の生産に使われる原料のイグサの香りがほのかに香る「食べられるお箸」を開発した。
熊本県いぐさ・畳表活性化連絡協議会は今月後半にこの製品のインターネット販売を開始する予定だ。愛知県碧南市の丸繁製菓で一膳ずつ焼き上げられたお菓子の箸は、長さ20センチ、厚さ1センチで、ほのかにイグサの風味がして適度に甘くて苦い。イグサの粉と混ぜ合わせた後、小麦粉と卵でできた生地はゆっくりと低い温度で焼き上げられる。