コーヒー愛飲家はよく、苦いコーヒーを飲むと生きている甲斐があると言うが、この習慣は長生きにも役立つかもしれない。国際がん研究機関(IARC)とインペリアル・カレッジ・ロンドンが主導した研究チームは、ヨーロッパ10カ国の50万人以上を調査した。1日に3杯以上コーヒーを飲む人は、コーヒーを飲まない人よりも長生きをする傾向があると、この研究は述べている。「コーヒーの消費がより多いことと、あらゆる原因での死亡リスクの低下に関連性があり、特に循環器系と消化器系の疾患でそうであることがわかった」と、論文筆頭著者でIARCのマーク・ガンター氏は述べた。