牛を誘導していて遭った事故で親指を切断したオーストラリアの男性は、足の親指を手術で切除して失った指の代わりに手に移植してもらった。ザック・ミッチェルさんは4月に西オーストラリア州の人里離れた牛の牧場で働いていて、雄牛に手を蹴られてフェンスに押し付けられ、右手の親指を切断した。この20歳の牛飼い(ミッチェルさんのこと)は、最寄りの病院に運ばれたが、親指を元に戻す試みは失敗した。ミッチェルさんは、シドニー病院の手の治療を専門とする外科に移され、そこで医師らは、ケガの重症度を考慮して、足の指の移植が最善策と決断した。