東京の上野動物園で6月に誕生したジャイアントパンダの赤ちゃんは順調に成長していると、動物園の職員らが7月23日に発表した。赤ちゃんパンダははうことができ、頭を左右に動かすこともできると、職員らは話した。
赤ちゃんパンダは6月12日に生まれてから多くの注目を集めてきた。上野動物園では注意深く赤ちゃんパンダを観察している。赤ちゃんパンダが生後40日に達した7月22日に、動物園では健康診断をした。体重は1.66キロ、身長は34センチだった。少し目を開けることもできた。
赤ちゃんパンダがはっている様子が7月17日に見られ、手足から毛も生えてきていると、動物園は述べた。
この動物園によると、赤ちゃんパンダの母親の12歳になるシンシンは、自分で赤ちゃんパンダにえさ(母乳)を与えているという。「母親は自分の赤ちゃんパンダを育てるいい仕事をしているようだ」と動物園職員の金子美香子さんは話した。
飼育員は母親と赤ちゃんパンダを24時間観察し続けている。