通算セーブ首位の岩瀬仁紀は8月6日、中日ドラゴンズが読売ジャイアンツに5対4で逆転勝利した試合をしめくくり、記録に名を連ねた。
通算950試合目に登板し、この左ピッチャー(岩瀬のこと)は、阪急ブレーブスの元エースで殿堂入りした米田哲也が保持していた日本プロ野球の記録を抜いた。岩瀬は今シーズン2度目のセーブで、彼の日本プロ野球の記録を404に伸ばした。
「自分がやったことのようには思えません。こんなところまでよくできたものです」と岩瀬は試合の後に述べた。
ジャイアンツのホーム球場の東京ドームに集まったファンらは、「千試合」と叫び、岩瀬は「951試合目も最善を尽くします」と語った。
この42歳の人(岩瀬のこと)は9回に登板し、ジャイアンツが走塁ミスをしたおかげもあり、1アウトからの四球とその後の安打という状況を克服した。坂本勇人がセンターに放ったフライで2アウトになったとき、ピンチランナーの重信慎之介は一塁へ戻る途中で二塁を踏まずに戻った。
「マウンドへ立つとき、いつもより緊張していました。セーブを得ることよりも勝利して試合を終わらせることを気にかけていました」と岩瀬は述べた。「この試合の終わり方は冗談でしょうという感じです。でも、打たれて終わるよりもよかったです」。