新たに法務大臣に就任した上川陽子法相は8月4日、法的な成人年齢を変更したいと述べた。法務省ではこの秋の国会に法案を提出することを考えていると上川大臣は語った。
「できるだけ早くこの法案を出せるよう全力で努力する」と上川大臣は報道陣に述べた。臨時国会は9月に始まる見込みだ。
成立すれば、この法案では10代の若者が20歳ではなく18歳で法的には成人になるということを意味する。この法律は、結婚できる年齡も変更するかもしれない。現在、結婚できる年齡は男性で18歳、女性で16歳だが、20歳以下の場合は親が同意しなければならない。この法案では、結婚できる年齡を男女両方とも18歳にする。
しかし、18歳、19歳で法的に成人となれば、詐欺師からの重要な保護を失うかもしれないと心配する人もいる。現在、18歳、19歳の人が不正な契約に署名してしまった場合、親が法的に破棄することができる。