チョコレートや炭酸飲料に変わり、フランスでは営業時間外にごちそうをもっと販売することを期待して、自動販売機で生がきを提供し始めている。
先駆けの1人は、かき養殖業者のトニー・ベルスロットさんだ。フランスの西海岸にあるレ島に設置されたトニーさんの自動販売機は、1日24時間無休でさまざまなタイプとサイズのかきを提供している。
フランスのかき養殖業者は、かつて長時間道路沿いの売店に人を常駐させていたが今は機械を使っている他の生鮮食品生産者の先例にならった。
「かきが食べたくなったら、来たければ深夜でも来ることができる。それは素晴らしい。かきは本当に新鮮だから」とレ島で休暇を過ごしていた顧客のクリステル・ペティニオンさん(45)は話した。
レ島にある冷蔵の自販機は、初めてのものの1つで、客が何を買おうとしているのかがわかるようにガラスのパネルが使われ、広い意味では、世界中のオフィスビルや駅で軽食や飲み物を提供している自販機と似ている。