チンパンジーは訓練を通じてじゃんけんのルールを学習できることを、京都大学の研究者たちが発見した。動物の知的能力の進化を明らかにしうる研究で、7匹のチンパンジーにこのゲーム(じゃんけんのこと)をさせた。チンパンジーはコンピューターの画面で3つの(じゃんけんの)手のうち2つを組み合わせたペアを見せられ、各ペアでより強いほうの手を選ぶように尋ねられた。グーとパーのパー、グーとチョキのグーなど、チンパンジーが正しいほうの答えを選ぶと、ごほうびにりんごが与えられた。この結果では、うち5匹のチンパンジーが約100日間でこのゲーム(じゃんけんのこと)をマスターしたことが示された。